「お香を楽しむ 〜テーブルで源氏香〜」
- 開催日時:11月23日(金) 11:00〜
- 開催場所:一二三庵 神楽坂お稽古さろん
- 参加費:さろん生 6500円 ビジター 7000円
香道は、華道・茶道と並ぶ日本の文化。
「第三回 花鳥風月の会」のテーマは、「お香を楽しむ 〜テーブルで源氏香〜」。隅田寿鶴先生をお迎えして、「香道」をテーブル席で気軽に体験していただく会を催しました。 日本に香木が伝わったのは西暦522年。淡路島に漂着した木を漁師が焚き火にしたところ、あまりにも良いにおいがするので献上した、と『日本書紀』に記されています。この香木を献上された人こそ、かの聖徳太子。そして、「いいにおいがする木」は沈香という香木だったことがわかるのです。やがて奈良時代の後期から平安時代にかけ、お香は貴族のたしなみのひとつになりました。室町時代には茶道や華道、能などとともに香りの文化が花開き、江戸時代には現在のような「香道」が完成、盛んになりました。
薫の君に匂宮、『源氏物語』は香りに縁(ゆかり)深い物語。
このように長い歴史をもつ「香道」ですが、最も縁深い物語といえば、やはり『源氏物語』でしょう。物語の中には、お香にまつわる描写が度々登場します。この日楽しんだ「源氏香」は、名前を伏せた五種類の香を次々と聞き(香道では香りを「かぐ」ではなく「聞く」といいます)、「玉鬘」「紅葉賀」「葵」などお香につけられた銘をあてていくもの。初めて香席に参加した皆さんにはとても新鮮な体験だったようです。香水などで香りを楽しむ民族は多くあっても、香りを芸術文化の「道」として受け継いできた民族は多くありません。せっかく「香道」をつくりあげた日本という国に生まれたのですから、この雅やかで豊かな文化をもっと楽しんでみてはいかがでしょう。
参加者の声
- 「香道」は初めての体験でしたが、とても雅やかで楽しかったです。香木の香りに癒やされました。
- 平安時代から「香」があったことを知り、日本文化にますます興味が出ました。
- 和の香木の香りを初めて体験しましたが、アロマオイルだけでなく、お香を日々の生活で使ってリラックスしてみようと思います。
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