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お稽古のご案内トップ > 日本料理専科 II > vol.11(2008.7) 文月のお稽古

文月(七月)のお稽古

《文月のお献立》 〜星逢う夜〜
■お献立のポイント
ようやく梅雨も明け、夏空が眩しい季節になりました。今月のお献立では、旬の味「鱧」を存分に楽しんでいただきます。もともと関西から西の地方で珍重されている魚で、関東の方にはあまりなじみがないかも知れませんが、淡泊で上品な味わいは、まさにこの季節にぴったりです。ぜひ、この機会に鱧の豊かな味わいをご堪能ください。

文月の百人一首
     かささぎの 渡せる橋に おく霜の
                 白きを見れば 夜も更けにける
                          中納言家持

「一年に一度、天の川にかかるというかささぎの橋。その橋に霜がおり真っ白になっているのを見ると、天上の夜もすっかり更けてしまったのだなあ…」
歌の中に「霜」という言葉が入っていることでおわかりのように、これは、冬の夜を歌った一首です。では、なぜこの季節にご紹介するか…。「かささぎの渡せる橋」とは、七月七日の「七夕の夜」に、織り姫を渡すためにかささぎが翼を広げて天の川に架けるという伝説の橋。そう、この句は「七夕伝説」をもとに歌われた一首なのです。冬の冴えた夜空いっぱいに輝く星を天の川になぞらえ、幻想のかささぎの橋と霜のおりた橋の美しさを交差させて歌っているのです。闇夜の黒と霜の白という色彩の対照に七夕伝説をあわせた、幻想的でロマンチックな一首です。

参加者の声

  • 鱧(はも)が献立に登場すると、いよいよ夏の盛りだな、と思います。また、鱧といえば「おとし」と思いこんでいましたが「鱧とじゅん菜の吸い物」は素材の組み合わせも味わいも、はじめて出会うもので、とても美味しくいただきました。
  • 旬の味「鱧」を存分に堪能できました。日本料理ならではの季節感が楽しめ、豊かな思いになりました。
  • 献立はどれも食欲のない夏でも美味しくいただける、さっぱりとした味わいのものばかり…。夏バテがひどいときでも食が進みそうです

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