お稽古のご案内トップ > 日本料理専科 II > Vol.9(2008.5)皐月のお稽古
皐月の百人一首
かくとだに えやはいぶきの さしも草
さしも知らじな もゆる思ひを
藤原実方朝臣
「これほど恋い慕っているのに、口に出すことができません。あなたは伊吹山のさしも草のように燃え上がる私の思いを、知るよしもないのでしょうね…」
詞(ことば)書きによると、初めて恋する女性に贈った歌とされる一首です。第一の目的は、女性に思いを伝えることなのでしょうが、「さしも草」と「さしも(それほどまでとは)」、「思ひ」と「ひ(火)」が掛詞になっており、「さしも草(もぐさのこと)」と「燃ゆる」「火」が縁語の関係…など、歌の随所にさまざまな技巧が凝らしてあり、すべて「恋」に結びついていく見事な構成になっています。ちなみにさしも草とはヨモギのこと。綿毛からお灸に使うもぐさをつくっていました。そして、そのみずみずしく薫り高い若葉は「草餅」などに使われています。
参加者の声
- とろろ汁とは、冷たいもの、ご飯にかけていただくものと思いこんでいましたが、温かいとろろ汁のやさしい味わいがすっかり気に入ってしまいました。
- 新生姜のオム丼は、卵のまろやかさと新生姜のピリッとした味わいがひとつに合わさった絶妙な美味しさ。生姜はからだを温め、夏でも冷房の寒さなどで冷えに悩む女性にぴったりと伺い、さっそく毎日の食生活に取り入れようと思いました。
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