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お稽古のご案内トップ > 日本料理専科 II > vol.7(2008.3) 弥生のお稽古

弥生(三月)のお稽古

《弥生のお献立》〜桜花爛漫〜
■お献立のポイント
梅から桃、そして桜へ。日本の景色が最も美しく、そして華やかに彩られる季節です。今月は、「苺酢和え」「潮汁」「桜餅見立て」「桜の葛饅頭」など日本の春を目でも舌でも、そして香りでも味わっていただけるお献立をご用意しました。春爛漫の気分あふれるお食事を、存分に楽しんでください。

弥生の百人一首
   いにしへの奈良の都の八重桜
      けふ九重に匂ひぬるかな
                    伊勢大輔

「その昔、奈良の都で咲いていた八重桜が、今日はこの九重、宮中に美しく咲き匂っていることですよ…」。美しく咲き誇る桜と、いにしえの都のたたずまい、華やかな宮中のイメージがゆるやかな調べによって描かれた雅やかな一首。作者の伊勢大輔が宮中に上がったばかりの頃に詠んだものです。藤原道長は奈良から献上された八重桜を中宮・彰子に差し入れます。受け取り役だった紫式部は「新しい方に」とその役を伊勢大輔に譲り、道長は彼女に歌を詠むよう命じます。その時とっさに詠んだのがこの一首でした。そのできばえの素晴らしさに宮中がどよめいたと伝えられ、主人である中宮・彰子も「九重ににほふを見れば桜がり かさねてきたる春かとぞ思う」と歌を返して称賛しました。歌人・伊勢大輔の華やかなデビュー作です。

参加者の声

  • いかにも春らしいお献立に、季節感を大切にする日本料理の醍醐味をあらためて実感しました。
  • 日本料理は舌だけでなく目でも楽しむものだとしみじみと感じました。日本料理の魅力を再認識したお稽古でした。

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