お稽古のご案内トップ > 日本料理専科 II > vol.8(2008.2) 如月のお稽古
《如月のお献立》〜雛祭りのにぎわい〜
■お献立のポイント
女の子のいるご家庭では、そろそろ雛飾りの準備をはじめておられるのではないでしょうか。今月は、少しだけ季節を先取りして、雛祭りをイメージしたお献立をご用意しました。菜の花、白酒、白魚、桃…。春を待つうきうきした気持ちに応えられるよう、春の香りを運んでくれる食材をふんだんに使っています。
如月の百人一首
天つ風雲の通ひ路吹き閉じよ
をとめの姿しばしとどめむ
僧正遍昭
「空を吹く風よ、天女の通る雲の中の道をどうか閉ざしておくれ。この美しい天女のような舞姫たちを、もう少しここにとどめておきたいのだ…」僧正遍昭がまだ出家をする前に、豊明節会(とよのあかりのせちえ)で五節の舞を舞う舞姫たちの姿を見て詠んだ歌です。舞姫を天女になぞらえて、宴が終わるのを名残惜しんで、天女が天上と地上を行き来する雲の中の路を風が閉ざしてしまえばいいのに、と願っているのです。豊明節会は「新嘗祭」の翌日に行われる宮中行事なので、厳密にいうとこの歌は春の歌ではありません。しかし、美しい調べにのって天女のように舞う乙女たちを詠んだこの歌こそ、女の子の幸せと健やかな成長を願って行われる雛祭りにふさわしい一首ではないでしょうか。
参加者の声
- 雛祭りをイメージした春らしいお料理をいただいているうちに、しまったままになっていたお雛様を飾ってあげようと思いました。暮らしのなかの歳時記は大切にしていきたいですね。
- お料理の中に春の訪れを感じる素敵なお献立でした。このお料理でお友だちをもてなして、「大人の雛祭り」を開くのもいいな、と思いました。
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