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お稽古のご案内トップ > 日本料理専科 II > vol.4(2008.1) 師走のお稽古

師走(十二月)のお稽古

《師走のお献立》〜寒空に温もり〜
■お献立のポイント
寒さが一段と厳しくなる師走…この季節の食の愉しみといえば「鍋」、という方も多いことでしょう。鍋といえば寄せ鍋や水炊き、土手鍋にてっちりなどいろいろ思い浮かびますが、今月のお献立に用意したのは野菜が主役の、その名も「野菜鍋」。野菜の旨みそのものを味わう一二三庵ならではのお鍋です。

師走の百人一首
   朝ぼらけ有明の月とみるまでに
     吉野の里にふれる白雪
                坂上是則

「夜がほのぼのと明けゆくころ、まるで有明の月の光が降りそそいでいるのかと思うほどに、吉野の里に白雪が降りつもっているよ…」。万葉の時代、天武天皇や持統天皇が過ごした吉野の里は、当時の人々にとっても憧れの地であったようです。今回とりあげたあまりにも有名なこの一首は、降りつもった雪の純白の輝きを月の光にたとえた美しい歌。電気のなかったこの時代、純白の雪はどれほど幻想的な輝きを放っていたことでしょう。四季の移り変わりの中で起こるさまざまな自然現象を美しいものに見立てて愛でる…日本人のその雅やかな感性は、季節を感じ、彩りを愛で、器を愉しむ今日の日本料理にもいかされています。

参加者の声

  • 野菜が主役のお鍋ははじめて。上品なお出汁が野菜そのものの旨みを引き立てていて、お腹も心もほっとするような美味しさでした。
  • お鍋はまさにこの季節ならではの御馳走。「野菜鍋」のあっさりとした、それでいて深みのある味わいに驚きました。その後のお雑炊にもついついお箸がすすんでしまいました。

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