
<神無月のお献立>
紅葉狩りのお供に 秋の錦織弁当
紅葉狩りのお供に 秋の錦織弁当
稲荷寿司
菊菜・えのき・蕪(かぶ)の胡麻酢和え
豆腐の蒲焼き
卵ふくさ焼き
高野豆腐 海老真丈射込(いこ)み
■お献立のポイント
赤や黄に染まった秋の山野を、いろいろな色の糸で文様を織りだした「錦織」にたとえて、昔の人々は「野山の錦」と呼びました。今月のお献立は、そんな野山をイメージした紅葉狩りにぴったりのお弁当。さまざまな食材を彩りよく組み合わせました。美しいお弁当は日本独自の、世界に誇るべき食文化。最近では海外 でも「BENTO」とそのまま表記され、人気を集めています。
神無月の「源氏物語」 〜七帖 紅葉賀〜
もの思ふに立ち舞ふべくもあらぬ身の
袖うちふりし心知りきや
朱雀院の行幸に先だって当日参列できない女御や更衣たち、ことに愛する藤壺のために帝は宮中で試楽を催されました。頭中将を相手に秋のさやかな光の中で袖をひるがえして青海波を舞う源氏の君の姿はこの世のものとも思えぬ美しさ。宮中の人々は神がおりてきたようだと涙して見入るのでした。そんな人々の中で、身に密かに源氏の君の子を宿した藤壺は、「互いにやましいことがなかったらならばその美しい舞姿を心ゆくまで楽しめたのであろうに…」と思うのでした。や がて運命の子は誕生します。源氏の君によく似たたいそう美しい男御子でした。
参加者の声
- 本当にたくさんの種類のお料理が、彩りよくひとつの器に盛り込まれていて、あらためて「お弁当っていいな」と思いました。
- 器の中にバランスよく盛りつけるのが少し難しかったけれど、でもいつものお稽古とはまた違った楽しさがありました。ぜひ、家でもつくってみます。
- 日本のお弁当って、本当に綺麗。秋だけでなく、他の季節のお弁当もつくってみたくなりました。
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